ワンストップサービスとは？

-営業の皆さんは仕事に対して、どんなこころざしをお持ちですか

後藤：はい。いつも目標を掲げ、後ろ向きにならないよう前進を続けています。お客様の「困り事のご相談」が私たちの成長の種だと思っているからです。

板橋：できないとお返しすることは簡単だと思うんですが、まずは一緒にお客様の立場に立って考える。そこがスタートだと思っています。「どうしたら解決できるだろう」と考えて解決策を見出していく。その過程全てがお客様のためでありながら、実は自分た
ちの成長にもつながっているんです。

三上：トラブルの大きな原因は、お客様の声がしっかり聞き取れていないときに起きてしまいます。我々は、お客様がどうしたいか、何を求めているのか、しっかり聞き取って、その声を形にする過程が大事と考えています。

荒井：私たち営業には、お客様と技術者をつなげる役割もあります。お客様には様々な要望があり、それを営業がしっかり聞き取ったつもりで技術者に伝えていても、お客様の要望との間に誤差が生まれてしまうことがありました。その誤差をなくすために、お客様に対してチーム体制で、「聴き取りからお渡しまで技術者も一緒に取り組む」という考えが生まれました。それが、「まごころ同行」です。

板橋：12月の繁忙期、保険会社さんから相談の電話が入りました。「大型の冷凍車がぶつけられて、どこにも対応できる車がない。大型冷凍車のレンタカーなんてありませんよね。」
こんな時も、私たちの姿勢は「なんとかしたい」それだけです。急遽、在庫の大型冷凍車のレンタカーを、お客様が運送事業者様だったため青ナンバーにして対応しました。「ハッピーリース」のサービスがあるからできた解決策です。そもそもハッピーリースのサービスも、東日本大震災でお客様の困難な状況を解決するために生まれたサービスなんです。

後藤：最近、お客様から急にエンジンランプが点灯し、修理には高額な金額がかってしまう。どうしたら良いか相談がありました。
これは近年の環境問題に対応するため、電子制御化が主流になったことで、新たにこのような問題が頻発するようになったんです。ここで太陽トラックの「どうしたら解決できるだろう」が発動されました。
原因を探る中で、インジェクター・インテーク・タービン・マフラーの燃焼に関わる装置に着目。これらをしっかり丁寧に洗浄する
ことでこの問題が解決にたどり着きました。これが太陽トラックのうち出す予防整備まさに「トラックドックサービス」 です。

三上：以前、お客様から「事故が起きてしまって、配送に支障が出てしまう。どうしたらいいのだろう。」と相談がありました。
車輌を確認すると、上物は事故の影響がないと判断。ディーラーさんに新車のシャシがあり、ボディ載替えをして約10日でお客様に納めたこともありました。タイミングの良さもありますが、弊社がトラックのことに関して、幅広いサービス展開をしていることで解決につなげられたと思います。

荒井：東北地方は土地柄、融雪剤による影響を受けて、車が錆びやすいという特徴があります。
錆は故障の原因につながり、車の寿命を縮めることにもなります。これまでお客様にとって、車検時の錆落としや防錆塗装は時間も費用もかかり大きな課題となっていました。こんな時も「太陽トラック」はどうしたら良いかを考えます。あらゆる防錆塗料を試しながら、我々がこだわり続け解決法に取り組んできました。
そうしてたどり着いたのが、きれいでサビに強い太陽オリジナル防錆塗装。専用ブースまで完備しての対応をしています。

後藤：お客様から困り事のご相談があったら、これまで積み上げた現場での経験を
活かし、何よりお客様視点で考え、その場で「どうすることが一番良いか」「できる限り早い回答を心がけて」対応しています。ワンストップと言うだけあって、持ち込まれる相談の量も内容も幅広く、知識も技術も、時代に合わせアップデートすることが求められます。私たち営業は挑戦し続けることにこだわり続けています。